こんにちは。くまママです。
コミックエッセイって知っていますか?
エッセイ漫画で、自分の体験などを漫画にして書いている作品のことです。
コミックエッセイの有名なところでいうと、「ツレがうつになりまして」と本が宮崎あおいさんと堺雅人さん主演で映画化もされていたので、ご存知の方も多いかと思います。
私はこのコミックエッセイというジャンルの漫画が、大好きなのです!
コミックエッセイも様々なテーマで出ていますが、今回は妊娠、子育て(小学生以下)のコミックエッセイを紹介していきたいと思います。
妊娠中、子育て中の方は共感できることだらけだと思うので、育児の合間のストレス解消にちょっと読んでみてはどうでしょうか。
妊娠中のこと
コミックエッセイと言いながら、どうしても一冊だけ普通のエッセイ本を紹介したくて、紹介しています。
ニンプ道
こげぱんの作者のたかはしみきさんの妊娠中の話が中心に書かれた漫画です。
作者のたかはしさんは、それまで不妊治療を受けていたけれど、少し休もうか、というタイミングで妊娠し、そこからの妊娠生活について書かれています。
赤ちゃんのことは「ヌシさま」と呼んで可愛がっており、日によって食べたいものがコロコロと変わるつわりや突然耳が聞こえにくくなるマイナートラブルまで、妊娠中の様々な困りごとをおもしろおかしく書いかれています。
私が、初めて妊娠した時に手に取った漫画で、この本を読んで、リアルな感じのつわり(夕方になると重だるくなることや食べたいものが日替わりなことなど)を知りました。
それまでのつわりのイメージは、ドラマなどにあるべたな感じで、「うっ・・・」と突然気持ち悪くなって、トイレで吐く、という感じのものでしたので。
あと、戌の日のお参りもここで知りました。
一人目出産の時の一番最初に手に取った本だったからか、何度も何度も読み返して、本の中に書いてあった出産グッズの紹介や入院グッズの紹介をすごく参考にしました。
この本で妊娠中のこと、色々と学ばせてもらいました。
また、本の中で妊婦さん向けのイベントに行っているシーンがあり、私もそういうのにいきたい!!!と「マタニティーカーニバル」というものに行こうと心に決めましたが、時期的に終わっており、結局行くことができませんでした。
今でもちょっといきたかったなーと思うのでした。
お互い40代婚
個人的にこの本の作者、たかぎなおこさんが好きで、たかぎなおこさんの書いている「ひとりたび1年生」を読んで、初めてひとりたびにいき、「マラソン1年生」を読んで、初めてマラソンに挑戦しました。すごく影響受けています。
この本の前半は結婚するまでの話(前半パートでも年齢が高いため妊活の話が出てきます)、後半が妊活少し、妊娠中の話になります。後半の最後に出産となります。
42歳で妊娠したエッセイ漫画というのは、珍しいですよね。。
数々の育児系のコミックエッセイは出ていますが、なかなか42歳の出産の体験を語っているものはないと思います。
40歳超えてから夫と出会い、結婚、妊娠、出産という怒涛の展開が面白く、また妊娠中のあるあるもとても楽しいです。
そして、最後の出産シーンはドキドキします!やっぱり出産は大変だな・・・という一言に尽きます・・・。
トリペと妊婦、はじめました
リラックマの作者のコンドウアキさんのコミックエッセイです。
コマ割りなしの漫画ですが、ゆるい雰囲気のイラストでとても可愛いです。
赤ちゃんのトリペちゃんが可愛い。
私もほぼ日手帳で育児絵日記をつけているのですが、このトリペと。を読んで、こんな育児絵日記を書きたい!と思って書き始めたのがきっかけでした。
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トリペと。は、このあと7巻まで続いています。8巻で完結予定らしいですが、発売日は未定となっています。
このふにゃふにゃの赤ちゃんだったトリペちゃんに、妹ができて、すっかりお姉ちゃんになっていく様子がまた良いのです!
また、赤ちゃんのふにゃふにゃ感も可愛いし、いっぱいおしゃべりし始める2歳ぐらいのちょっと意味がわからない言葉も可愛い。
その時の日常生活では毎日のこととして流れていきそうなことや文字にするのが難しいよな、と思うような子どもの言い間違いのようなものまで丁寧に描写されていて、どの巻を読んでもとても楽しいのでオススメです。
れもん、うむもん!ーそして、ママになるー
ここまで紹介した3冊は、つわりしんどい、など書いていても、わりとマイルドな感じなのですが、この「れもん、うむもん!」は妊娠、出産、育児のしんどさがめちゃくちゃ伝わってくる一冊です。
しんどさしかない、と言っても過言ではないはず。
つわりのシーンで「外では平気」、「家では気持ち悪い」というシーンがあって、私もそうだったなぁと思いました。
私のつわり自体そんなにきつくはなかったのですが、日中仕事中はわりとこなせるのですが、家に帰るとぐったり・・・ということが多々ありました。
あと、出産の帝王切開なのですが、帝王切開のシーンが書かれている漫画も珍しいのかなぁと思いました。
産後すぐ、謎の頭痛に悩まされて、看護師さんに言われた一言で、枕を押し付けてわーっと泣くシーンがあるのですが、わかる、つらい・・・となりました。
同じことがあったわけじゃないんですが、そういう気持ちになること、あったよな・・・と。
妊娠中から出産までしんどかったことがたくさん書かれていますが、出産前に読んで心構えにするもよし、産後しばらく経ってから読んで、「あー大変だったよな」と懐かしむのもよしだと思います。
子育てのこと
母ちゃんだってほめられたい。
タイトルに惹かれて読みました。
お母さんだって毎日頑張ってる!褒められたい!!と私も思ったのですw
人一番不安の強い作者、ふるえるとりさんのお話です。
月齢が小さい時は、周りと比べて食べない、寝ない、体重が増えない、言葉が遅い、などということに不安に思っていたけれど、そんな不安を吹き飛ばすように、月齢が進むにつれて食べるようになり、上手におしゃべりするようになり・・・と子どもは子どもらしく成長している、ということが書かれていました。
特に小さい時は、ご飯を食べなくてかなり苦労していたようなのですが、ある日、突然食べるようになって驚いた、という話がありました。
育児をしていく中で、そういった突然理由もなく、起こる変化というものがあります。
不安を感じて迷っていても子どもはすくすく育っていくんだなと感じさせてくれる一冊でした。
おかあさんライフ。毎日一緒におさんぽ編
妊娠のところで紹介した「お互い40代婚」の続きです。
おかあさんライフ。もこの話の前に赤ちゃん時代の話があり、これは2歳から3歳ごろのお話です。
1ページ目めくってすぐの話が、2歳前の子がひらがなのおもちゃで遊んでいたら、読めるようになった、というエピソード。
はやっ!!ひらがな読めるようになるのはやっ!!!
・・・と心の中で盛大にツッコミを入れた私がいました。
2歳前でひらがな読めるようになるとは・・・すごい。恐るべしです。
そのほか、幼稚園の入園の話や習い事の話など色々な話が紹介されています。
こんなはずでは系育児
思わずクスッと笑ってしまうエピソードがめちゃくちゃあって面白かったです。
一番好きな話は、子どもが自分の頭にプラレールを走らせて絡まって取れなくなったエピソード。
電車の中で読んでいたのですが、思わず、ぶほっと笑ってしまいました。
プラレールが頭から取れなくなるとか言っている意味わかんない感じがめっちゃ面白かったです。
ただ、自分の子にこれされたら、多分、パニックになると思いますw
あと、これを読んでいたとき、ちゃーちゃんのイヤイヤ期が結構酷かった時期で、この本で書かれていたイヤイヤ期の話に共感。
トイレ行く、っていうから連れていくけど、全然出ない、トイレから出たと思ったらまたトイレ行く、と数分おきにトイレ行くという話が、うちもそう、そう!!となりました。
うちも最初はトイレ行く、と言って、何度もトイレに行っていたのですが、今はトイレじゃなくて、数分おきに「おしっこでた」と言ってオムツを替える(ほぼぬれていない)ということが現在進行形で起こっています。
ダーリンは外国人 with BABY
女優、井上真央さん主演で映画化もされたコミックエッセイ「ダーリンは外国人」の出産、育児編のコミックエッセイです。
読んでいて感じたことは、ダーリンが外国人でもあまり子育てに差はないのかも??と思いました。
意見の食い違いで喧嘩するシーンがあったのですが、日本人夫婦も子育ての仕方で食い違って喧嘩することもあるので、外国人だから?というわけでもないのかなーと。
ただ、やっぱり文化の差での食い違いというものも多々発生するんだろうなとは感じました。
ダーリンが外国人、ということで特徴的だったのは、言葉の話でした。
日本に住んでいる状態で周りがみんな日本語なので、日本語しか話せなくなる可能性がある、ということで、家では英語で話すということにされていました。
その後、ドイツへ移住されているようなので、言葉の問題はまたこの時とは違う形になっているかもしれませんね。
生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 入園編
ここまで紹介してきたものと少し毛色が違うかもしれませんが、発達障害を持つ子どもの子育て漫画です。
障がいのある子どもを受け入れている幼稚園にそうすけくんが年少から通うところからスタートします。
子どもの特性にあった対応の仕方、考え方、障がい者手帳のこと、学ぶことが多いです。
中盤以降は、小学校を支援学校にそのまま入るタイプではないと感じたことから、今通っている幼稚園から一般の幼稚園への転園を考えるのですが、「支援の幼稚園」に通っていることから断られたり、発達が遅れていることで断られたり、役所との話し合いがうまくいかなかったりとなかなかうまくいきません。
結局は一般の小規模の幼稚園へ通園することになるのですが、そうすけくんが最後の方には下級生にルールを教えたり、転園のお話をしたときも泣きながらも理解をしたりととても成長を感じました。
発達障害がある。
さらに、そうすけくんのように支援学校がそぐわない、グレーのところにいると本当に色々なことが大変で、社会制度も一つ一つのことがうまくいかなくて、子どもの成長以外のことも悩んで、ぶつかって・・・としんどい。
障害の有無だけでなく、それぞれの子どもにあった教育が受けれる、そんな環境がこれから作られていくといいのいなと思わされる一冊でした。
読むと共感の嵐、妊娠・子育てのコミックエッセイ
コミックエッセイのいいところは、漫画なので、読みやすいところです。
育児をしながら小説やエッセイなどの活字を読むことは結構大変なのですが、コミックエッセイは漫画なので読みやすく、また子どもの様子も絵で書かれているので、「あるある!」と共感しやすくてとてもよいです。
自分の子育て中なので、だいたいのことがあるある、と思えるし、自分の子がそんなことなったら「もーー!!」って怒っちゃうようなことも漫画で書かれていると、ププっと笑ってしまいます。
妊娠も子育ても、全て人それぞれで、一人として同じようなことはないと思います。
頑張っているお母さんの一つの息抜きとして、同じ境遇の方々が書かれているコミックエッセイを読んでみるのもいいのではないでしょうか。
次々と新しい子育て系のコミックエッセイが発売されているので、今後も楽しい本が出るといいなーとワクワクしています。
まだまだ紹介したいコミックエッセイがあるので、今後ちまちまと追記していくかもしれません!
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