子どもと一緒に図書館を楽しもう!〜図書館って面白い〜

絵本レビュー

 最近、図書館へ行っていますか?

 市町村に必ず一つはある図書館。

 行く人は行くけど、行かない人は全く行かない。場所も知らないということがあるのではないでしょうか。

 我が家は、図書館までそこまで近くにないこともあり、長女のねーこちゃんが4歳ごろまでは全く行ったことがありませんでした。

 家から近くないことも利用していない原因でしたが、他にも絵本を図書館で借りる、という発想もなく、静かな図書館に小さい子を連れていくことも抵抗があり、行ったことがありませんでした。

 私の周りで図書館へいく人がおり、「小さい子どもを連れて行ってもいいんだ」とその時初めて気づき、子どもと一緒に図書館へ行くようになりました。

 今では2歳のちゃーちゃんも連れて、2週間に1度みんなで図書館通いをしています。

 小学校1年生の子と2歳の子をもつくまママが、そんな図書館の魅力や活用術をお伝えしたいと思います。

図書館の魅力とは?

無料で本・CD・DVDが借りることができる

 最大の魅力は、無料で本・CD・DVDを借りることができます。

 何を当たり前なことを!という感じなのですが。。

 図書館通いをする前までは、ねーこちゃんに絵本を月1〜2冊購入していました。

 絵本の定期宅配サービスを頼もうかと考えてた時期もあります。

 絵本は大体1冊1,000円程度。

 購入するとなると何冊も購入することはできません。

 さらに、できるだけ失敗したくないという思いが働いて、「○歳 オススメ絵本」を検索して、どの絵本がレビューが良いのか、定番絵本はどれか、長く愛されているものの方が失敗しないのではないか、ということばかりを考えて絵本を選んでいました。

 もちろん定番絵本は素晴らしい絵本ばかりです。

 けれど、子どもがその時刺さる本はそれではないかもしれません。

 ただ、購入となると何冊も購入できないので、何が刺さるかはわからないです。

 できるだけ失敗しないように、と思い、定番絵本やレビューを検索する日々でした。

 一方、図書館では、1冊1,000円前後の絵本だけでなく、数千円する子どもむけの図鑑も、綺麗な表紙の大人向けの図鑑も全て無料で借りることができます。

 子どもに刺さる絵本に出会うまで借り続ければいいのです。

 難点は、本屋の一番前に並ぶような人気の絵本はすぐに借りられていて、予約をしないと借りることができないことぐらいです。

 どんな本でも無料で借りることができる。最大の魅力です。

気軽に借りることができるので、試行錯誤ができる

 上の話の続きになりますが、無料で気軽に借りることのできる図書館の本は、自分が何が好きかわからない、という子どもの試行錯誤の場としてもぴったりです。

 表紙が可愛いから借りてみたけど、読むとそんなに面白くなかったな、とか。

 表紙は怖そうだったけど、読んでみると意外と面白かった、とか。

 実際に読んでみないとわからないことはたくさんあります。

 色々な本を自分で選んで、読んでみて、全然知らなかったけど面白いな!と気づくことができます。

 試行錯誤の中で自分はこういうことが好きなんだ、と気づいていくこともあるでしょう。

 面白かったことも、面白くなかったということも、ひっくるめていい経験になると思います。

 なので、図書館での本選びは、子ども自身でできるといいですね。

 そして、興味はどんどんと移り変わると思うので、どんどんと新しい本に出会っていくといいなと思います。

様々なイベントをしている

 図書館は本を借りるだけでなく、時々イベントもしています。

 図書館によって内容は変わると思いますが、イベントはしていると思います。

 私も先日、幼児むけの読み聞かせに2歳のちゃーちゃんと参加させてもらいました。

 手遊び→絵本の読み聞かせ→手遊び→絵本→手遊び→大型絵本の読み聞かせ、

 という流れで3冊の絵本と手遊びをする30分程度のイベントでした。

 他の子がいる中での手遊びや読み聞かせしてもらえる状況はとても面白かったです。

 たまたまかなり早くついてしまい、図書館の中で絵本を見てから読み聞かせに行ったので、ちゃーちゃんがうさこちゃんシリーズの絵本を3冊ぐらい抱えてお部屋に入りました。

 「小さいのに、本大好きなのねー」「自分でおしゃべりしながら読めるのすごいわねー」などと声をかけていただいてほっこりしました。

 ちゃーちゃんもニコニコ、得意顔でうさこちゃんの絵本を自分でめくりながら、おしゃべりしつつ、はじまるまで読んでいました。

 図書館で何を借りたらいいかわからなくても、イベントに参加するだけでも良いと思います。

 児童館へ行くような感覚で図書館に遊びに行く、そういうのも楽しいと思います。

 

調べたいものを司書さんに相談することができる

 司書さんに相談をすると本を色々教えていただける、という話をよく聞きますよね。

 私から相談をしたことはないのですが、子どもと本を探しているときに、司書さんに声をかけていただいたことがあります。

 子どもと絵本の「かがく」コーナーを見ていた時のことでした。

 保育園でテーマが「水」でいろいろ調べてきましょう、という宿題?のようなものが出されたことがあったので、図書館の絵本のかがくのコーナーで子どもと喋りながら探していました。

 そこにたまたま通りかかった司書さんに声をかけていただいて、絵本を紹介していただきました。

 その時紹介していただいたのが、「しずくのぼうけん」

それと「みずとはなんじゃ?」。

¥1,650 (2021/10/24 21:35時点 | Amazon調べ)

 この二つを教えていただきました。

 あと、みずからの派生で子どもが植物を育てることの絵本もということで、合わせて「ポットくんのおしり」も紹介してもらいました。

¥1,210 (2021/10/24 21:38時点 | Yahooショッピング調べ)

 聞いてパッと教えてもらえるっていうのが本当にすごいなぁと感じました。

我が家の図書館利用状況

 そんな感じで図書館愛用中の我が家ですが、どんな感じで利用しているか紹介します。

 基本的に一回借りたら返しにまた次来ないといけないので、それを繋いで行って、定期的に行くようにしているという感じです。

小学校1年生のねーこちゃんの場合

 借り方もどんどん変わっていっています。

 最初は絵本ばかりを10冊程度借りて、私が読み聞かせするという形でした。

 そのうち、児童書が2〜3冊、絵本が10冊程度という借り方になり、自分で読めるようになると児童書の割合が増え、児童書5冊ぐらいに絵本が5冊という形に・・・。

 今日はあんまり読む気分になれないなという時は、折り紙の折り方やあやとりのやり方を書いた本などを借りることもあります。

 スター⭐︎トゥインクルプリキュアがやっていた時は、星が気になるということで、星のずかんを借りたこともあるのですが、難しく、ほぼみずに返したことも・・・。

 今はサバイバルシリーズをきっかけに科学漫画を読むようになり、科学漫画(学研ひみつまんがシリーズやを3〜4冊と児童書数冊を借りるということが多いです。

 あと、写真の絵本も好きで、虫の写真絵本?みたいなのをよく借りています。

 ↑先日借りていた写真絵本。

 ざざ虫の存在を私は初めて知りましたし、虫苦手な私にはややきつい内容でしたw

 児童書は妖怪やおばけなどのものが好きらしく、そういうものばっかり借りています。

 絵本も借りていて、絵本も妖怪系が好きでそういうものばっかり借りています。

 どんどん借りる本が変わっていっているので、次はどんなものに興味を持つかが気になりますね。

2歳、ちゃーちゃんの場合

 ちゃーちゃんは基本的に図書館で借りる本は1冊だけ。

 ただ、ねーこちゃんが選んでいるのを待っている間に気になった本はその場で読みます。

 ちゃーちゃんは借りてきても家ではほぼ読まないので、借りるのは一冊だけです。

 アンパンマンの本がやはり好きで、アンパンマンの本を何回か繰り返し借りたことがあるのですが、返す時は返したくないと泣くので、そろそろ購入も考えないといけないのかなぁと思っています。

おまけで私の場合

 私も大体何か借ります。

 ただ、私の読書時間は通勤の往復約1時間程度。朝は電車の中で寝てることも多いので、そんなには読めません。

 借りるのは短編連作(途中でやめやすい)の小説だったりすることが多いです。

 先日は子どもと遊ぶボードゲームがいっぱい書いてある本を借りて、楽しかったです。

 あとはコミックエッセイを借りることも多いです。

図書館は自由。

 ということで、我が家の図書館の活用事情でした。

 私が本が好きだということもあるのですが、月に数冊絵本を借りるのが大変担ったこともあって、図書館利用へと踏み出しました。

 絵本読ませたいけど何読ませたらいいかわからない。

 そう思うならぜひ図書館へ!

 図書館の絵本コーナーを見た時、こんな絵本も図書館にあるんだ!!!と感動しました。

 「そらまめくんシリーズ」や「クレヨンのくろくんシリーズ」、「だるまさんシリーズ」。

 本屋さんで並んでいる絵本が図書館にはありました。

 また、それまでは知らなかった絵本に出会うこともできました。

 ねーこちゃんは今、もう本はほぼ100%自分で読むようになっています。

 なので、自分で好きなのを選んで、自分で借りて読んでいます。

 なんとなく読む気になれないなといって、そのまま返す日もあります。

 それはそれでいいんだと思います。

 たくさんの選択肢の中からなんとなく面白そう、そう思って、本に手を伸ばしていくことができる、それだけで新しい本と出会い、世界が広がっていくのだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました