こんにちは、くまママです。
小1のねーこちゃんと2歳のちゃーちゃんの母です。
さて、長女のねーこちゃんは今年の春に小学1年生となりました。
小学校1年生といえば、よく言われる「小1の壁」。
「小1の壁」、ご存知でしょうか。
「小1の壁」とは、簡単にいうと、保育園と小学校の生活リズムの違いや預かってもらえる場所の減少、会社の育児時間の変更などでこれまで通り働けなくなり、働き方を変更をせざるを得ないという社会減少のことをさす言葉です。
私もねーこちゃんが保育園を卒園するとき、この「小1の壁」という言葉にひそかに震えていました。
どんなふうに変わるのか。
本当に働き続けることができるのか。
小学校に入ってすぐのまだ頼りない子ども一人でお留守番させないといけなくなるのか。
また、私自身のことでいうと、小学校に入ってすぐのタイミングで私の職場の異動が決まり、通勤時間が自転車で20分から、電車で1時間になってしまいました。
「小1の壁」大丈夫!?と不安に感じていました。
私の場合は、近くに長時間可能な学童があったこと、次女が2歳で次女の時短制度を使い、時短を1.5時間取ることができたことで、小1の壁を回避できました。
これは、本当に運が良かったのだと思います。
そんな我が家の働き方やその対策について紹介したいと思います。
小1の壁ってなに?
最初のところで少しに書きましたが、保育園から小学校になり、保育園と学童では預かり時間の変更が起こり、これまでと同じように働けなくなり、仕事と子育ての両立が難しくなることです。
これまでように働けないことで、子どもが小学校に上がるタイミングで仕事を辞めてしまう人が多いようです。
保育園であれば朝7時ごろから預けることができ、夜19時半ごろまでやっています。
一方で、小学校は8時すぎごろに登校し、1年生であれば14時か15時ごろに下校になります。
学童で預かってもらうことになるのですが、18時ごろに終わることが多いです。
定時まで働くとお迎えに間に合いません。
では、時短を取る・・・という選択になるのですが、時短の多くは保育園の間に適用されます。
私の会社では学童期の子どもに対しての時短は最大1時間取ることができるようになっていますが、会社によって取りやすさが変わるのが現状かと思います。
そして、夏休みという長期休みもあり、働いている家庭では大変なことが多々発生する、それが「小1の壁」です。
小1の壁って言っているのに、私の通勤時間が倍に!?
そんな「小1の壁」が発生するこの時期に私の仕事の異動が決まりました。
通勤時間は倍以上。
自転車20分のところに通っていたのが、電車通勤1時間に変更。
これは非常にやばい。
これまでは8時半前に家を出ていたので、子どもが8時過ぎに家を出ても余裕だな、と思っていたのですが、家を出る時間が7時45分に変更・・・。
子どもより早く出ることになるー!!!
これには困りました。
夫に次女ちゃーちゃんの保育園の送りを頼むと夫も家を出るのが7時50分ごろ。
一番最後に家を出るのがねーこちゃんになってしまうのです。
どうすればよいのだろう。
いくつか候補を考えました。
- ねーこちゃんに鍵を持たせて、鍵を閉めて家を出てもらう。
- ねーこちゃんも次女と一緒に保育園に行き、保育園から学校へ行く(かなり遠回りになる)
- 次女保育園に行く時間と同じ時間に家を出て、そのまま学校へ行く(8時前に学校に着くことになる)
この3つが候補に上がりました。
最初は、戸締りをさせて時間になったら行かせようと思って、戸締りの練習をさせていたのですが、どうも不安すぎる。
時間通りに家を出れるか?
ちゃんと戸締りできるのか?
不安すぎるので、今度は次の次女と一緒に保育園に行くプランに変更しました。
保育園の近くに住んでいる、保育園が一緒だったお友達がいたので、その子と一緒に行ってもらえるように頼んで、夫とちゃーちゃんと一緒に保育園に向かって出発し、ねーこちゃんは途中でお友達のお家へ行き、夫とちゃーちゃんはそのまま保育園へ行くという流れで行っていました。
1学期前までその形で行っていたのですが、どうしてもねーこちゃんがおうちに行く時間が早くなってしまい、待つ時間が発生してしまうということ、
保育園のお友達・・・といえど、そこまで仲が良くなかった、ということもあり、途中でこれも無しになりました。
そして、今は一番最後の候補の夫とちゃーちゃんが家を出る時間と同じ時間に家を出て、一番のりで学校へ行く、という行き方で安定しています。
8時ごろに学校に着くのですが、道中、クラスの友達と合流して行っているようで、なんとか朝の問題はこれで解決したのでした。
放課後預かり問題。いきいきVS民間の学童
朝の問題は、1学期の間、ずっと試行錯誤をしていて、早すぎる登校?とも思いますが、なんとか安定をして、今に至ってます。本当に良かった。
途中、慣れるまでの間をお友達と一緒に行くことができたのも本当にありがたかったです。
そして、次の問題はお迎えの時間です。
こちらは学校へ入る前、非常に頭を悩ませました。本当にめちゃくちゃ悩みました。
私は、下の子の時短制度を使い、1.5時間の時短をとりました。
その上で、どこに預かるかということに頭を悩ませました。
ねーこちゃんは現在、民間の学童に通っています。有料ではありますが、長期休暇は給食あり、預かりは19時半まで、学童から習い事へ行くのOK、というところです。
一方、大阪では、学校に「いきいき」という放課後預かり事業というものをやっていて、こちらは学校の敷地内で費用は無料(保険代500円が別途必要)でやっています。
ただ、預かり時間は18時まで。長期休暇はお弁当持参が必須です。
民間の学童は費用が結構かかります。低学年の間は少し高めです。
最初、学童の面談に行った時、私は下の子の時短をとっていて、お迎えの時間が18時までにいけるという話をすると、「いきいきだったら無料ですけど、本当に学童でいいのですか?」と聞かれました。
ねーこちゃんの通っている学校の「いきいき」は、あんまり評判がよくなかったこと、ねーこちゃんがたくさんの人がいるところで自由にしていいよ、と言われるより、少人数である程度見守りがあった方が過ごしやすいのではないか、と私が思ったことから民間の学童を選びました。
いきいきは、基本的には学校の外部の事業所が入って運営をしており、子どもたちが自由に過ごしているようです。
一方で、民間の学童は子どもの数も少人数で、ねーこちゃんが通っている学校と違う学校の子も利用しており、スタッフも常駐しており、一緒に遊んだり、イベントをしたり、クラブ活動をしたりしています。
もしも学校で何か嫌なことがあって学校に行きたくなくなった時、学校以外の居場所があった方がいいのではないか、という思いもありました。
逆に、今は民間の学童に通っていますが、学校のお友達が「いきいき」を使っているから「いきいき」に行きたいと言われれば、そうすることも考えようかなと思っています。
現段階では、民間の学童を気に入って行っています。
学童では、同じ一年生だけでなく、2年生や3年生の子たちに混じって遊んでいるようで、異年齢の別の学校の子も集まる居場所ができて、私としては少し安心だなと感じています。
また、「いきいき」では「いきいき」から習い事へ行くことはできないのですが、学童ではできるのでこれまで習っていた習い事を平日に移し、学童から直接習い事へ行くようにしています。
なので、土日が少し楽になりました。
宿題・明日の準備・PTAなど小学校入って初めてのことがたくさん
小学校に入っての変化はこれだけではありません。
子どもの宿題や明日やそのほかイベントの準備、PTA活動などこれまでなかったものが多々発生します。
空き瓶を持ってきてと言われたり、松ぼっくりやどんぐりを持ってきてと言われたりします。
宿題に関しては、学童でやっているので家ではやりません。宿題の他に自学自習というのもあるようで、そちらも学童でやっています。
そして、長女ねーこちゃん、めちゃくちゃ真面目で、ほっておいても勉強するタイプなので、あんまりここで困ることがありませんでした。
本読みと足し算引き算の暗記カードがあるので、それだけ家でやります。
大体帰ってすぐ、私がご飯の準備をしている間にやってしまっています。
そのままの流れで明日の時間割と給食袋の交換をして終了・・・。
これはねーこちゃんがしっかりしているので、全然私は大変じゃないです。
時々、いつも使っている暗記カードや教科書が無くなったと言って泣き出したり(月数回ある)するぐらいで日々は平和です。
PTA活動は全然わからなくて、逆に私が教えてほしい・・・。
それほど親しいママ友がいないまま小学校に突入してしまったので、PTA云々が全然わからない・・・。
PTA自体もコロナでほとんど活動していないようですし、誰からもPTAの詳しい話を聞かないままで・・・このままほっといたら当たらずにすまないかなぁ・・・なんて甘いことを考えていますが、多分無理なのでしょう。
誰か、PTAについて教えてください。
なんとか小1の壁を乗り越えた
フルタイム(時短中)の共働きで、使える制度や資源を使い、小1の壁をとりあえず乗り越えることができたかなと思います。
まだこれから色々あると思いますが、親子ともに学校にも慣れ、生活リズムを作ることができました。
近くに遅くまでやっている民間の学童があったことや下の子の時短が使えたこともあり、通勤時間が倍以上に増えてもなんとかこれまで通りの働き方で働くことができています。
フルタイム、共働きだとこの小1の壁は、他人事ではなく、自分自身の問題として降りかかってきます。
ここで辞めてしまう人も多いそうです。
社会的に学童の整備が進めばいいのですが、なかなか追いついていないのが現状です。
保育園卒業してすぐ、まだ頼りない子ども、働き方の問題。
どうやって乗り越えていくか。
難しいですが、一人でも多くの人が乗り越えていけることを願わずにはいられません。
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